メシヤ講座(執行部)H29.11


                                   メシヤ教 執行部

1、はじめに

 

今月の骨子は、『我々は5月5日だからね。』との楳木代表の伝言から、メシヤ教の信仰の節目に、25年(5×5=25)という年が、大いに関わりがある事に着目し、我々が“とても重大な時期に選ばれた”ことに気付いて頂きたいとの想いを持って、庭山教学顧問が作成しております。

今月は「10月の学び」を踏まえて、「開教の辞」と「世界救世(メシヤ)教復興(第3の開教)と我々の因縁使命」について、学んでいこうと思います。

 

2、10月の学びとまとめ

 

10月については、「真の大乗宗教とその働き」と、「世界救世(メシヤ)教の復興」について学びました。

邪神に対抗できなかった夜の時代から、昼の時代になり、文化を超越した『真の大乗宗教』の指導者であるメシヤ様の下に、我々が結集する時が来たこと、その一人一人が、天職使命を頂いていることを認識し、神界との共同作業で、世界救世(メシヤ)教を復興する中核となっていかねばならぬこと、そのためには、浄化による魂の向上が必要であること等々を、学ばせていただきました。

 

3、開教の辞について

なぜ今、開教の辞か

 

この世の中に起きたこと、これから起こってくる重要なことは、すべて神様の御仕組みですので、世界救世(メシヤ)教を復興しようとする我々は、この内容をしっかりと学ばせて頂かねばなりません。

『開教の辞』には、御神名は、その時、その時によって、「今」に応じた御神名になられることが、書かれていますが、単に御神名の変遷を学ぶに留まらず、その時期の認識と、御出世の意味、御神名が表す神様の御働きを、正しく認識する、本当の学びが望まれます。

世界救世(メシヤ)教の誕生は、昭和25年ですが、楳木和麿師はメシヤ様御昇天から5日後(「5」は主神様を表す)に誕生され、メシヤ教本部の竣成記念大祭は、5月5日となっています。

すなわち5×5は25ですので、この25を意識して、過去を振り返ってみると、メシヤ教の母体となった、大本教の開教に始まる一連の重要な御神業の始まりが、この25年という区切りを元になされていることが、よく分かります。

 

〇大本教開祖の開教宣言

 

まず、明治25年ですが、国常立尊様が大本教の開祖出口なお師にかかられた年です。

国常立尊様は、神代(前の昼)の時代に世界を主宰しておられましたが、間違った事は寸毫(スンゴウ、ほんのわずかの意)といえども許さない、正しいが厳しい政策をとられたので、その厳しさに嫌気がさして、耐えかねた神々により、クーデターが発生し、東北の方角(北海道芦別岳)に、押し込められてしまいました。世界はその時に、夜の時代となり、人類もクーデターを起こした側に加担、若しくは傍観、或いは我良しの保身、というように、現代にまでつながる様々な罪や悪い癖がついてしまったのです。

国常立尊様は、霊界では閻魔大王となられ、御裁きの御働きをなさる一方、かつての厳しさばかりのやり方を改められ、分霊なされて、現界において観音様となられ、時の来るまで無差別の御救いの御働きを司られましたが、時来れば神界の御働きにお戻りになり、両方の働きを併せ持たれた伊都能売大御神様になられる訳です。

そこで、国常立尊様は、3000年を経て、いよいよ時節が来たので、まず「艮の金神」様としてこの世の中に出られ、『世の中の立て替え、立て直し』をなさると共に、現界の審判をも司られることになったのです。今までは、霊界の死んだ霊を審判されましたが、今度は昼の時代を迎え、生きた人間の審判をなさるという事で、もう悪は許さない、すなわち再び昼の時代に戻る準備をなさることとなった訳です。

観音様の御本体であられる国常立尊様が、この世に御出ましになられた、この明治25年が、世界救世(メシヤ)教開教以前の、開教準備の最初の年と言えるのではないかと思います。

 

〇世界救世(メシヤ)教の開教宣言

 

次に昭和25年は世界救世(メシヤ)教開教の年、第一の開教の年です。

『開教の辞』に、夜昼転換の時期に入って、仏滅となったことが書かれています。

この仏滅というのは、仏の側から見れば滅びるということですが、実は、夜の時代の間、神から仏になられていた神々が、3000年の時を経て、本来の神位に戻られる、ということを表しています。

ですから、観音様となられていた国常立尊様は、神界の御働きである、伊都能売大御神様に御戻りになられ、「御救いと御裁き」の両方の御働きを兼ね備えられる訳ですが、そのお働きこそ救世主(メシヤ)の御働きに他ならないのです。

そして、御裁きの時に際し、大半は滅びの運命にある人類を、一人でも多く御救い頂き、世界的な救済に拡充する必要があることから、教団名にも「世界」を冠された、という経緯があるのです。

大本教の宣言に、『夜昼転換』という具体的要因を加えられ、岡田茂吉教祖(メシヤ様)が全人類の「御救い」を宣言されたのが、第一の世界救世(メシヤ)教の開教宣言であります。

 

〇メシヤ教の開教宣言

 

メシヤ教は、平成11年に世界救世(メシヤ)教の復興運動として、楳木師により企画され、翌平成12年、神界からの御指導により、「メシヤ教」として発足、開教いたしました。この年は、昭和25年の第一の開教からちょうど50年目に当たります。

以後、メシヤ教は、教団の体裁を逐次整えつつ、世界救世(メシヤ)教の復興を目指して参りましたが、平成25年は、メシヤ教が、神山のふもと箱根強羅の地で、初めて「地上天国祭」を、執り行なわせて頂くことが許された年です。

昭和29年、御倉板挙之神(みくらたなのかみ)様が、メシヤ様の腹中の光の玉に御宿りになり、6月5日に「メシヤ降誕宣言」が執り行われてより、光の玉は次第に御成長遊ばされ、平成の今、その大きさは、地球全体を覆われる程となっています。

また、メシヤ様御昇天直前のこの時期は、将来の御神業の進展に備え、井上邸での御神事として知られる伊邪諾岐伊邪那美両尊様の産みの型を経て、「〇にゝ」の将来の御神体と、メシヤ教が世界救世(メシヤ)教復興の中核となり、楳木代表がこれを主宰なさることが、秘かに神界において決定された時期でもあります。

従って、神山の麓に初めて「○にゝ」の御神体が掛けられ、メシヤ教が主神様をお迎え申し上げた、この平成25年が、「第二の世界救世(メシヤ)教の開教宣言」と言っていいものと思います。

そして、来年の3月3日、単にメシヤ教のみにとどまらず、メシヤ様に繋がるすべての人々、すべての教団が、共に手を携え、メシヤ様をお迎えし、世界救世(メシヤ)教の復興を成し遂げ、第三の開教を迎えるという重要な役割を果たす時期に直面しているのが、正に我々なのです。

 

開教の辞とは

 

既に皆様幾度も拝読されていることと思いますが、このような重要な意味合いを今一度踏まえて、この「開教の辞」を手に取り、振り返ってみますと、その内容が大きく三つに分かれていることが分かります。

最初に「世界救世(メシヤ)教の出現とその意義」を説かれ、次いで「夜昼転換と我々の使命」について述べられ、最後に「御働きの変化と救世主(メシヤ)の大神力」に関する内容に及ぶ三本立てになっています。冒頭において申し上げました通り、御神名は、その時、その時によって、「今」に応じた、御神名となられますが、御神名の変遷のみならず、その時期の認識と、御出世の意味、御神名が表す神様の御働きを、「開教の辞」を通して正しく認識し、メシヤ様が御神事をなされた時の、人類救済への御心に思いを致し、平成の今、それぞれの神様を正しく現界にお出しするための、本当の学びが望まれるわけです。

これについては、来年一月、本祝典の直前時期に、更に今一度深く学ぶべきことを御垂示されておりますので、今回上げました視点に基づき、学びを深めておいていただきたいと思います。

 

4、世界救世(メシヤ)教復興(第3の開教)と我々の因縁使命

(1)「我々は5月5日」と我々の因縁について

 

メシヤ教の御神体は、主神様を表す「○にゝ」ですが、これは神代文字では「主」を意味する字であり、「〇」は太陽を、「ゝ」は太陽の黒点を表し、後に漢字の「日」の元になった字でもあります。

また、メシヤ様の腹中の光りの玉に、御倉板挙之神(みくらたなのかみ)様が御降臨されていることをも表したものであり、これは元々伊邪那岐尊様が、かつて天照皇大御神様に御与えになられた、世の統治権の証で、この統治の権能を持たれている方のみが帯びることができた、御頸珠(玉飾りの名)に宿られていた神様です。

一方、天照皇大御神様の次に御生れになられた天忍穂耳尊様は、化仏されている時には、最勝妙如来の御名前で、桃太郎であり、観音様であり、何をされても必ず勝たれる神様ということになっています。5月5日に、鯉のぼりを立てますが、これは、菩薩の位に身を落としてまでも、大慈大悲の御救いをなされておられた観音様が、時節が来て、鯉のように昇られる、御出世をされる、という意味が隠されています。

桃太郎である、最勝妙如来様は絶対負けることはありませんので、キングオブキングス(王の中の王)という最高の位に立たれる、メシヤ様をも意味していると考えれば、メシヤ様を御出し申し上げて、はじめて人類が救われるということが、これらの神様の系譜にも表象されています。

また、昭和29年の井上邸の御神事を無事済まされた後、メシヤ様は、『これで間に合った。人類が救われることになる。』と、この神事の意味が如何に深く重大であるかを、ただ一言申されました。

先に述べた通り、この人類が救われる時というのが「今」であり、その為に「○にゝ」の御神体が準備され、楳木師が神界の委任を受け、その代表となられたわけです。

我々はとても重大な時期に選ばれており、これこそメシヤ様との、また楳木代表との因縁に他ならないのです。

代表が「我々は5月5日だからね」と、念を押された意味は、平成30年3月3日も、5月5日も、極めて重大な意味があり、実質的な「第三の世界救世(メシヤ)教開教宣言」が、「メシヤ降誕本祝典」の来年3月3日、あるいはそれ以降、我々が主となって執り行うであろうことを指しているのでしょうから、更に5月5日の「日の出」が、どのようなものとなって行くか、大変に楽しみなところであります。

 

(2)「汝ら悔い改めよ」と我々の使命について

 

キリストの言葉に「天国は近づけり、汝ら悔い改めよ。」がありますが、メシヤ様の大神力、御裁きと御救いの御姿が、この言葉にも端的に表れています。

これをメシヤ様の御言葉をお借りしますと、『メシヤ教は安全地帯ではない』との御言葉、『今度は人類救済ですからね。けれども、みんな救われるんじゃないんですよ。救われない人もありますよ。メシヤ教信者になれば救われると思っていたらたいへんです。』との御教えに符合するかと思います。

メシヤ教に入会している、というだけで、いつまでもお客さま気分でいたら駄目で、メシヤ様と皆様が、直に太く結ばれ、救いの御神業にお使い頂ける人間にならせて頂く以外、救われる道はないのであり、これこそが、我々の使命に他ならないのです。

 

因縁使命の自覚について

 

なぜ我々は、メシヤ教に繋がって、世界救世(メシヤ)教の復興の御用を担うことになったのでしょうか。

慰霊祭時に拝読させて頂く御教えにある通り、『神は一人一人それぞれの使命を与え、特徴を持たせ、生き変わり、死に変わり、理想目的に向かって前進せしめつつあるのである。』という内容が、実現して行くのです。

これは学びと浄化なしには、実現して行かないのですが、正しい教えを研鑽し、浄化と浄化に伴う魂の向上、それを教えに返して更に覚って行き、次なる学びと浄化に向かって行くという、焦らず地道な積み重ねを繰り返していくことにより、自らの向上と因縁使命のより深い自覚が、許されるようになって行くのです。

我々一人一人は、神様や、楳木代表との因縁によって、メシヤ教に集められました。皆様方が今まで、ここに繋がって来られた経緯は様々であり、それが今与えられている御役目であり、将来与えられるであろう使命に繋がって来ます。これは、3000年の因縁によるものですから、誰一人一様ではなく、それぞれに大きな差異があるのですが、「今」という時期に焦点を合わせて、この世に送り出されているという一点においては、みな一緒です。

この自覚が、もっと芽生えなければいけないし、これこそが本当の因縁使命の自覚なのですが、神様は同時に自由をも与えて下さっております。そして何をやるか、やらないかは、あくまで個人の判断であり、自由なのであります。「神の代行者」たる人間の尊厳は、この一点にある以上、なぜそこまでの自由が、我々に与えられているかも、今一度考えてみるべきかと思います。

 

5、今後に向けて

 

去る10月26日、我々は過去最高人数の参列者とともに、定山渓において「伊都能売大御神様」をお迎えいたしました。その重大な意味は、「伊都能売大御神様御出世奉祝大祭の意義と想念のあり方」を参照していただきたいと思いますが、我々全体としての使命は、昼の時代に戻るこの時期に際し、人類を代表して、神位に御戻りになる神様を次々とお迎えする、他にはない特殊部隊的使命があるようです。

この時に、このことのために、幾多の幸不幸を乗り越え、神様の「御見出し」にあずかったことの幸福に、思いを致しつつ、一層御神業に励んで参りたいものです。